お知らせ

2018.05.14 / コラム

生活習慣病とは

生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患群」のことです。

代表的なものとして、肥満症、高血圧症、糖尿病、高脂血症などが挙げられますが、高尿酸血症(痛風)、肺気腫、アルコール性肝疾患、歯周病も生活習慣病に含まれます。

生活習慣病はそれ自体では自覚症状が出ないことが多く、定期的に健康診断を受けていないと発見が難しいです。

メタボリックシンドロームの診断基準にも含まれている高血圧、高血糖、脂質異常は、放置しておくと動脈硬化が進行しやすく、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)や心血管疾患(狭心症、心筋梗塞などの虚血性疾患)など、命に関わる疾患につながります。

まずは、生活習慣病にならないように生活習慣を見直すこと(一次予防)、そして、生活習慣病になってしまった場合には早めに治療を開始し、合併症を防ぐこと(二次予防)が非常に重要です。

健康診断を受けることは、皆さんの健康寿命を延ばす大事な一歩です。

ご自身のため、ご家族のために、健康診断は定期的に受けましょう。